コンタクトモジュール
コンタクトは、お問い合わせフォームを自由に構成して Contact Us ページを作り、受け付けた内容を管理画面で処理するモジュールです。お問い合わせが届くと管理者に通知メールが送られ、受付者には自動返信が送られます。回答も管理画面で書いてメールで送ります。
コンタクトはベータ版です。機能やデータ構造が変わる可能性があるため、実際のサービスよりもまずテスト環境で確認してみてください。
インストール
- ストアからコンタクトモジュールをインストールします。
- 管理者 > コンタクトに入ると、受付一覧 · ページ管理 · フォーム管理 · 権限 · 設定の 5 つのタブがあります。
- ページ管理でお問い合わせページを 1 つ作り、フォーム管理でそのページで使うフォームを構成します。
- 状態を変える — 新規 · 処理中 · 完了 · 保留
- 回答メールを送る — タイトルと本文を書くと受付者にメールが送られます。送信に失敗しても履歴には残ります
- メモを残す — メールで送られない内部記録
- 会員には自分の受付履歴が自動的に表示されます。
- 非会員は受付時に照会用パスワードを受け取り、後でメール + パスワードで本人確認を経て閲覧します。
ページを作る
1 つのページが 1 つの受付窓口です。部署ごとに窓口を分けたい場合は、ページを複数作ります。
管理者 > コンタクト > ページ管理 > ページ作成で、次の項目を決めます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| アドレス(URL) | サイトアドレスに付く値。英字で始め、英字 · 数字 · アンダースコアのみ使います |
| ブラウザタイトル | ブラウザのタブと検索結果に表示されるタイトル |
| 受付者本人の照会 | オンにすると受付時に照会用パスワードを受け取り、受付者が処理状況を確認できます。オフにすると一方向の Contact Us として動作します |
| ファイル添付を使用 | フォームにファイル項目を入れられるようにします |
| 一覧件数 | 受付者本人照会画面の 1 ページあたりの一覧件数 |
| レイアウト · スキン | PC · モバイルそれぞれ指定。初期値を使うとサイト設定に従います |
一覧では、ページごとにフォーム数と受付件数(新規件数を含む)を一緒に表示します。コピーは設定とフォーム構成だけを新しいページに移し、受け付けた内容は持ってきません。削除すると、そのページのフォーム · 受付内容 · 添付がすべて消えます。
フォームと項目の構成
フォーム管理 > フォーム追加でフォームを作り、その中に項目を入れます。1 つのページにフォームを複数置くと、お問い合わせページの上部にフォーム選択タブができます。フォームを指定せずにページに入ると、「基本フォームとして使用」にチェックしたフォームが開きます。
項目はカード 1 枚が入力欄 1 つです。入力が必要なのは 画面に表示する名前 と 入力方式 の 2 つだけで、残りは空欄でも構いません。
| 欄 | 意味 |
|---|---|
| 画面に表示する名前 | 訪問者が見る項目名(例:携帯電話番号) |
| 入力方式 | 下の 11 種類のいずれか |
| 受付者情報として保存 | この値を受付者情報(名前 · メール · 連絡先 · タイトル)としても保存します |
| 入力必須 | 空欄だと送信できません |
| 選択肢 | 選択リスト · 単一選択 · 複数選択のときに表示されます。1 行に 1 つずつ |
| 内部名 | 空欄なら自動生成。CSV ダウンロードの列名になります |
| 欄内の例文 | 入力欄に薄く表示される案内文 |
| 欄の下の説明 | 入力欄の下に付く小さな説明 |
内部名 · 例文 · 説明は「詳細設定」に折りたたまれています。
入力方式 11 種類
1 行テキスト、複数行テキスト、メール、電話番号、数値、日付、選択リスト、単一選択、複数選択、ファイル添付、同意項目。
同意項目では「選択肢」欄が「規約本文」に変わります。ここに書いた文章がスクロールボックスで表示され、その下に同意チェックボックスが付きます。入力必須をオンにすると、同意しないと送信できません。
受付者情報として保存
受付一覧の名前 · メール · 連絡先の列と、メール送信に使われる値です。メールの役割を指定した項目が 1 つはないと、自動返信と回答メールは送られません。 会員が受け付けた場合、空欄の名前 · メールは会員情報で埋められます。
タイトルの役割を指定しない場合は、最初のテキスト項目の先頭部分を切り取って一覧のタイトルとして使います。
メール通知
フォームごとに 3 つをオン・オフします。送信はエンジンのメール機能をそのまま使います。メール送信に失敗しても、受付自体は正常に処理されます。
| 通知 | 受信者 | タイミング |
|---|---|---|
| 受付通知 | 管理者(受信アドレスは複数可) | お問い合わせが届いた直後 |
| 自動返信 | 受付者 | お問い合わせが届いた直後 |
| 回答メール | 受付者 | 管理者が回答を書いて送るとき |
受信アドレスを空欄にすると、管理者 > コンタクト > 設定の基本受信アドレスに送られます。自動返信 · 回答メールのタイトルと本文にはプレースホルダーを使えます。
| プレースホルダー | 値 |
|---|---|
{name} | 受付者の名前 |
{email} | 受付者のメール |
{title} | お問い合わせのタイトル |
{form} | フォーム名 |
{date} | 受付日時 |
{site} | サイト名 |
受付管理
受付一覧で状態 · フォームで絞り込み、名前 · メール · 連絡先 · 内容で検索します。CSV ダウンロードは実際に登場した項目を列にするため、フォームを修正した後も以前の受付分が一緒に出力されます。
詳細画面でできることは 3 つです。
回答はホームページには公開されず、メールでのみ送られます。最初に回答を送ると、状態が自動的に処理中になります(完了 · 保留にしてある件はそのままにします)。
受付者本人の照会
ページ設定でオンにすると動作します。
この画面では受付内容と処理状況だけが表示されます。回答内容はメールでのみ届きます。共用 PC を考慮して、「確認解除」ボタンで本人確認の状態を消せます。
オフにすると、お問い合わせページと完了画面だけが残り、一方向の Contact Us になります。
権限
権限タブでページごとに指定します。サイトマップの権限設定と同じ値を扱います。
| 権限 | 拒否されると |
|---|---|
| お問い合わせページの閲覧 | ページに入った時点でブロックされます |
| お問い合わせの送信 | フォームは見えますが、送信が拒否されます |
| 自分のお問い合わせ履歴の確認 | 本人照会画面が開きません |
誰でも · 会員 · 非会員 · 管理者 · 指定したグループの中から選びます。会員専用のお問い合わせ窓口として使うには、前の 2 つの権限を会員にしてください。
添付とスパム対策
添付はエンジンのファイルモジュールに保存され、管理者 > コンタクト > 設定でファイル 1 つあたりの最大サイズ · 受付あたりの個数 · 許可する拡張子を決めます。
スパム対策はフォーム単位でオンにします。非会員の受付に限り、人の目には見えない入力欄と、フォームを開いてから経過した時間を確認して自動送信を除外します。外部サービスへの登録やキーの発行は必要ありません。
設定タブの全項目
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 送信元メール · 送信者名 | 空欄ならサイトの基本送信元アドレスを使います |
| 基本受信アドレス | フォームに受信アドレスを指定していないときに使うアドレス(カンマ区切り) |
| 通知メールの接頭辞 | 管理者通知メールのタイトルの前に付く文言 |
| 回答メールに受付内容を添えて送る | 回答の下に元のお問い合わせ内容を付けます |
| 添付 1 つあたりの最大サイズ(MB) | |
| 受付あたりの添付数 | |
| 許可する拡張子 | カンマ区切り |
スキン
基本スキンが 1 つ一緒にインストールされ、レスポンシブです。heritage テーマを使うと、テーマに含まれるコンタクトスキンが自動的に適用され、テーマと同じ色 · 角で表示されます。
スキンファイルは modules/contact/skins/default/ にあり、画面は 4 つです。
| ファイル | 画面 |
|---|---|
form.html | お問い合わせフォーム |
complete.html | 受付完了 |
my_list.html | 自分のお問い合わせ履歴(本人確認を含む) |
my_view.html | 受付詳細 |
よくあるトラブル
自動返信が送られません — フォームにメールの役割を指定した項目があるか、自動返信がオンになっているかを確認してください。受付者のメールがわからなければ、送り先がありません。
管理者通知が届きません — フォームの受信アドレスや設定の基本受信アドレスが空欄になっていないか確認してください。両方とも空欄なら送信しません。
サイトマップにコンタクトが表示されません — インストール直後に一度、管理者 > モジュールでコンタクトの更新を実行しないと、サイトマップの一覧に登録されません。ページ管理タブで作成すれば、この手順なしでも作れます。
フォームを修正したのに、以前の受付分の項目名が元のままです — 受付当時の項目名も一緒に保存しているためです。過去のお問い合わせは、当時表示されていた名前のまま残ります。